俺は身勝手だ

あなたに記すと書きながら、自分のことしか考えていない。

何を格好つけてるんだ。

シチリアの恋」を何気なく観ていたら残された人の悲しみ、おかしくなるほどの絶望、死んでからでは取り返しがつかない精神的な傷、喪失感の重さが私を打ちのめした。

最期まであなたを愛し逝っても悲しみを少なくするために

あなた一番で生きていこう。

あなたほど私を愛してくれた人はいないから。

もちろん私もあなたが大好きだ❗

好きというより愛してる。

あなたに「愛してると言ってくれないんだ」の意味が今になって分かった気がする。遅いけど、今から取り返す。

 

言葉に出して表現しないと分からないもんね。

今頃気がついてゴメン。

今から言葉にしよう‼️

愛してるって。

 

出会いは偶然の飲み会?

独り身をもて余して20年以上、独りの生活を満喫していた。

ある時は花見散策。ドライブがてら奈良のツツジ、紫陽花、菖蒲、紅葉など毎年の鑑賞をかねて。

京都へも桜、紫陽花、紅葉、夜間のライトアップ。花見だけだなく静かに寺巡り。

三千院詩仙堂南禅寺清水寺高台寺永観堂、東寺、切りがない。それなりに楽しんでいた。

 

父親、母親を看取った後、特に母親を看取った時の後始末の手続きをしてみて、子ども二人に言った

ことから、自分の死後のことを考えさせられた。こんな厄介な後始末を子らに託すのは心外と思った。

ならば独り弟のように死んでいくのがいいかと考えた。

 

それからはmixiに入って近くの「飲み会」で誰とも知れぬ若い衆と「ちょい飲み」を楽しんだ。

その間、何故か婚活にも励んでいた(笑)。

何人かとも短い付き合いはあった。

金がバカらしくなって

というのも結婚する気もないのに、飲み食いだけは求めてくる、まあ自分にその魅力がなかったのは棚に挙げておくとしても。

シニア向けの飲み会が目についた。

それが運命の出逢いに。

 

不安にさせたあなたに記す

「血液検査で精検に異常値あった」と聞いたあなたは不安そうな顔をしたね。

隠しておくことが良かったのか、今でも分からない。

 

前立腺MRI検査を来週することになった。」とも伝えた。

 

前立腺癌だったら細胞を取って詳しく調べましょう」

「もしも癌だったらここでは手術出来ないので、紹介状を書きます」

とも言っていた医師。

 

いざという時のために

タブレットを買って今こうして記している。

 

娘さんの飼っていたワンちゃんが亡くなったと言って悲しんでいるあなたに、追い打ちはいけないので

ここに残しておくことにした。

 

出来る限りの記憶を残しておこう。

 

愛するあなたに、口に出せない思いを残しておこう。

身勝手なことは、重々承知しているが、「ちゃんとその時が来たら世話してあげる」と交際して一年目位に言ってくれた優しいあなたに、本当にそうなるかもと思うとやるせないけど、「ありがとう」が言えなくなってからでは遅いので、決めた。

 

映画の話から子どもの頃の食に変えた

子どもの頃から無類の映画好き。

母親に連れていかされた。というのも何故か記憶に残っていることは、映画と台所というなんとも風変わりな取り合わせである。

食事はほとんど「うどん」(四人兄弟妹)を大鍋(あのアルミのデカイの)に出汁にうどんの玉を4~5·6個入れて、箸で取り合うのである。

もちろん具はない。なくなればそれまで。

小学校の給食は記憶にないが熱い鍋を運んだこととミルク(牛乳?)は鍋から杓子で掬ってアルミ容器に。味の記憶はない。

と、食に関しては食べられるならそれで良かった。

下世話なことだが、海辺近くに住んでいたので、沢蟹を取って火に入れてから食べたり、イナゴや無花果、トマト(これは旨かった)蜂の巣の蜜や道端のヨモギでアンのないヨモギ団子を作ってもらったりした。

映画の話はどこ?

書き出したら切りがないのでこれくらいにしておこう。